2013年02月07日

うなぎのニュース

個体数が減少して、絶滅危惧種に指定されたニホンウナギの稚魚シラスウナギ。
昨年12月からはじまった漁でも各地で不漁が深刻化しているようです。
台湾からの輸入シラスウナギも1キロあたり200万円台と高値で推移。
今年の夏もウナギの価格高騰は必至といった状況です。

これだけ希少価値の高まるウナギ。
栄養満点で美味しくて、幸せを運んでくれるあの香り。
人間が宇宙に出かける時代にあっても、
その神秘性をたもち続けるウナギの存在に感謝です。
posted by うな太郎 at 16:19| Comment(1) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月23日

新年のネットニュースから

「アベノミクス」と「景気回復」の掛け声で始まった2013年。
日本の資本主義経済の未来を左右する重要な局面が、
いま始まろうとしているのではないでしょうか。

日本経済の中心である兜町で働く人々は、
縁起担ぎにうなぎをよく食べると、ネットニュースで読みました。
強気相場のブルと「うなぎのぼり」をかけて、
うなぎ屋に入る人々。
今年も新年早々、うなぎ屋の座席は満員だったそうです。
posted by うな太郎 at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 食品関連以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月26日

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posted by うな太郎 at 10:47| Comment(6) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

ブログの移転



突然ですが、当ブログを移転することといたしました。


投稿回数がちょうど100回に達したこと、一ブログとしては大きくなりすぎたこと、そして新年を迎えたことを機会に新たな気持ちで臨みたいと思います。

新たなブログはこちらです。
『うなぎと日本』


当ブログを運営した1年半の間に、これをきっかけとして本の出版を行なうことができ、それがまた縁で多くのマスコミに呼ばれる機会を得ました。

「食品アドバイザー」としての活動もすべて、このブログなしにはあり得なかったことでしょう。

何より、自分として様々な食品の現実やあり方、消費者の誤解や社会の問題を深く考えるきっかけとなりました。

しかし、先述したように様々な事情が重なったことから、新たなブログとして(内容は続編的ですが)スタートすることといたしました。

当ブログにはまた気が向いた時に投稿しますが、

あくまで新しいブログを活動の本拠点としてフレッシュな気持ちで取り組んでいきたい
と思います。

今まで同様、よろしくお願いいたします!


うなぎと日本







** おすすめリンク **
M&A並びに事業継承

M&A、事業継承、会社再編などのエキスパートをご紹介。
posted by うな太郎 at 08:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 食品関連以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月07日

昆虫料理



本日、初笑いをしたのでその内容をご報告します。

日経記事の
「昆虫料理は『未来の糧』」


記事を書かれた内山昭一さんは、真剣に昆虫料理に取り組まれており、その本気度が伝わる文章でしたので、笑うというのは、少し失礼かと思いましたが、いや失敬!おもしろかったもので。。

内山さんは「昆虫料理研究会」を主催され、定期的に河原などに出かけ、
バッタやセミ、カマキリ、クモ
などの昆虫採集をして、それを
その場で「丸揚げ」
にして食べる活動を行っているとのこと。

旬で新鮮!ってとこか!?(-_-;)

あるイベントの企画では、次のような料理を出して
「おおむね好評だったと思う」とのこと。


タレをからめて焼き鳥ふうに香ばしく焼いたスズメバチの串焼き
*スズメバチの幼虫を生地に練り込んで蒸しあげた「虫パン」

ううっ。

また、内山さんの
「形を残すのが昆虫料理の醍醐味」
との信念から作った料理は・・・

*ムカデを素揚げしてチョコでコーティングすればサクサクした食感が楽しめる。
*アブラゼミの幼虫を素揚げにして酢飯に乗せたセミずしは、夏バテを吹き飛ばすエビに似た旬の味。

マジ?(V)o¥o(V)


他にも、

「大型のマダガスカルゴキブリは、やわらかな白身魚に似た淡泊な味でバター焼きが絶品」
⇒最初はペットショップが買っていたが今では飼育している!

カブトムシはホイル焼きにして殻をむき、胸部の赤身肉を食べると驚くほどの甘みが舌に広がる」

(>_<)

もともと昆虫は「もったいない」ほどたくさん生息しており、周囲で農薬が使われていなければ、安全な有機食品であり、毒性の強い昆虫は少なく火を通せば衛生面も問題ないという。

畜産や魚と比較しても、低コストで飼育できることからも、
「未来の食」
ともいえるらしい。

「食糧危機」の観点からいえば、昆虫は将来の人類の食料不足を救うことになるかもしれないということか。。。(*_*;


内山さんのブログを紹介します。
衝撃的な写真満載!
昆虫料理に興味のある方、又は怖いものを見たい方はどうぞ!
(ちなみに僕はもう見ません(;一_一))
昆虫料理を楽しむ


将来的に内山さんは
昆虫料理レストラン
を開く夢を持っているそうです。。。

僕も食品に深く関わっている以上、このような知識も経験も積んでいかなくてはなりませんが、なるべく避けて通りたい話題です・・・・・(^_^;)

昆虫料理レストランに至っては、例えギャラをもらっても遠慮したいところ。<(_ _)>

初笑いというより、初苦笑いの巻でした!!!





posted by うな太郎 at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月01日

謹賀新年2009

謹賀新年

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うな太郎




posted by うな太郎 at 09:36| Comment(1) | TrackBack(0) | 食品関連以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月28日

今年1年を振り返って



食品に関してこの1年を振り返ると、一言で言って、偽装事件の発覚が多発した年だった。

農水省の発表によると、12月16日現在で、
98件のJAS法違反による改善指示
を行ったとのこと。

そのほとんどが、たまたま今年から行ったというものではなく、長らくやっていたものがようやく内部告発によって明らかになったというもの。

偽装の取締と摘発は、それ自体は厳しく行うべきだし良いことと思うが、一方多いに懸念すべきことが起こっている。

それは取り締まり強化による、
役人の権限とコストのアップ
だ。
食品の安全という面でも、コスト意識がなく、かつ際限のない安全志向がムダなコストアップを招いてきている。

消費者の食品への誤解や無知はほとんど変化がないどころか、助長されており、絶望的にも思える。


「消費者」という名のもとに弱者を装った消費者権力の横暴も目立つ。

ない権利も主張する「消費者」にもマスコミや世論は見方する。

昨年末に当ブログで書いたお題は

「一億総偽装社会」
だ。
(内容に過激な部分があるため、現在見れません(^_^;))

主旨は日本人の本音と建前のかい離があまりに大きく、一人一人が自分を偽っている、或いは自分を理解していない偽装社会であるということ。

1年経った今もその思いが強い。

さらに言うと、
自分はエゴしか持ち合わせていないにもかかわらず、他人には高い倫理、教科書的な倫理を要求する。


だから「自分にとってはマイナスでも公的にはプラスだから、それに賛成する」といった成熟した社会人の発想がない。

消費者も政治家も、自分にとって良いことを主張するだけ。
役人も、自分の省庁にとって良いことを主張するだけ。


特に「消費者」と声高に語る人には消費者エゴしか感じられず、義務や責任が欠如している。


ただ一方で良い傾向もある。

食品の安全に関して、
非常に冷静な分析をしている記事が散見され始めた
ことだ。

僕のところにも、勇気を持って真実を伝えよう(勇気がいるんです!)という記者たちが訪れた。

東京新聞、毎日新聞、朝日新聞、中日新聞、北海道新聞、週刊文春、週刊女性などなど。
彼らは、まだ主流ではないものの、しっかりとした記事を書こうと真剣に耳を傾けてくれて、実際に良い記事を書いてくれた。

来年は主流になってくれることを望みたい。

さて最後に、今年起こった食品偽装の中のワーストランクをご紹介したい。

これは僕の全くの独断によるもの。
世間をどれだけ騒がせたかではないので、「魚秀」のウナギ偽装事件は入っていない。

これを見て、いかに偽装が深く広く行われ、今後もなくならないかを感じてもらえることと思う。

騙されるより騙す方が圧倒的に悪いと思うが、騙される方も、騙されることによって、騙す人間を肥え太らせ、元気づけさせている責任も感じてほしい。

来年こそは騙されないようにしましょう!(=^・^=)

そして無駄な出費、無駄な廃棄をしないようにしましょう!(●^o^●)

では良いお年を!




1)サンシローフーズのウナギ偽装
茨城県のサンシローフーズは、ネットショップで、中国産ウナギを「四万十産」と表示し販売していた。しかも、販売実績のない価格から値引きしたように見せかけていた。
このネットショップは楽天から優秀な店を表彰する「大賞」を受賞していた。


2)タケノコ製品偽装

愛知県の「たけ乃子屋」は中国産のタケノコ水煮1100トンに国産14トンを混ぜて熊本県産など国産と偽装表示。(国産率0.1%)
偽装は4業者と協力して行われ、その中には、偽装協力業者の社員スナップを「県竹林農家のみなさん」とタケノコ生産者のように表示していた。


3)クエの偽装

大阪の水産会社「矢崎」が「アブラボウズ」を「クエ」として販売していた。
また、福岡市の料亭「てら岡」もクエ鍋セットとしてアブラボウズを販売していた。
クエは関西以西を代表する高級魚。
農林水産省による市場聞き取り価格は下記。
クエ;3,000ー10,000円/KG
アブラボウズ;700ー1,500円/KG


4)青森県果工のジュース偽装

青森にある青森県果工は、中国産のリンゴ果汁を青森産と偽装して販売していた。
さらに、「ストレート」と表示したジュースに使用が認められていない濃縮果汁や香料を使っていた。他にも表示にない香料や酸味料などの食品添加物が使われていた製品もあった。
これら商品は、日本農林規格(JAS)の認定を受け、JASマークが使われていた。
JAS認定機関である日本果汁協会は原則、年1回の工場調査をしているが見抜けなかった。


5)一色漁協のウナギ偽装

愛知県のウナギの養殖産地、一色町の一色漁協が台湾産ウナギを一色産として販売していた。
一般私企業ではなく、偽装を正すべき立場の漁協自らが行っていたことが特異だった。
一色漁協は、自社製品を差別化するために、シラスから一貫して地元で生産していることを謳った認証マークまで作っていた。


posted by うな太郎 at 22:11| Comment(3) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月20日

”顔が見える”生産者偽装



先日tv出演した「キミハ・ブレイク」の中で、オンエアはされなかったが、中居正弘と大竹まこと(敬称略)そして僕が会話になったシーンがあった。

中居君
「今後どうすれば、偽装がなくなるんでしょうね?」


「偽装をなくするのは非常に難しいですね・・・」

中居君(僕の次の言葉に大きくかぶせて)
「難しいんですか!!!偽装をなくすることがそんなに難しいのですか!!??どうしてなんです?」


「要するに、偽装をした場合のウマミがあまりに大きいからです。例えば、品質は何も変わらなくても国産と中国産では通常で2〜3倍の値差があります。」

大竹
「そうだよね!ウナギだってスーパーでみたら、国産と中国産では、何倍も違うんだよね〜!」


「さらに万一捕まっても、ほとんどのケースでは、JAS法違反で注意だけで済んでしまうんです。」

中居君(驚いたように)
「本当なんですか・・・」


中居君は僕の話を非常に驚いて聞いていましたが、僕自身は彼が驚いていることが意外でした。

長年食品業界にいると、当たり前になっていることが、一般の方には驚きであるということを改めて感じられたシーン。

改めて言うと
食品偽装はなくなりません。


世の中には、いつの時代もどこの国でも犯罪はある。
しかも人殺しや盗みなど、誰もが犯罪であることを認識し、捕まったら刑に処せられることがわかっていても犯す。

食品偽装は、ウマミが大きい割に、簡単にできるし、捕まっても実刑までいくケースはまれ。
さらに品質や安全性が同じであれば罪の意識も薄い。

だから、食品偽装がなくなるというのは、世の中に人殺しも盗みも詐欺もなくなった後でなくては起こらない。

そんなことありえないというのがおわかりと思う。

決して偽装を正当化する気はないが、消費者はそういった前提で生活していくべきだ。



先日も中国産タケノコを国産と偽装していた愛知県の「たけ乃子屋」が摘発を受けた。
今回の特徴は偽装表示を協力した業者が4件もあったこと。

「たけ乃子屋」は、その4業者に販売し、「熊本県産」などと表示した袋につめかえさせて、販売額の1割増しで買い戻していた。

さらに、その協力業者の社員のスナップ写真を使用し、「県竹林農家のみなさん」とタケノコ生産者であるかのように表示していた。

つまり今大人気の「生産者の見える商品」を利用した偽装。

「生産者の顔が見えるから安心ね!」
と信用して買ったところが、実はその”生産者”は偽装を結託して行っていた社員だったということ。。
もちろん中身は国産ではなく中国産。。


僕はかねてから、「生産者の見える商品」人気の危険性を指摘してきたが、その恐れがまさに現実となっていた。

食品偽装は単純にラベルを貼り替えるだけではなく、このように手の込んだ、そしてある意味、体を張った演出で行うようになっているのだ。


実は僕のブログで
「食品表示を見ないで買うべき16の理由」というのがある。

主旨は、食品表示をくまなくチェックしてから買う人ほど騙される!
という皮肉な現状を語ったもの。
その今年の6月の記事でも警鐘を鳴らしていた。

「”生産者の顔が見える”の落とし穴」





posted by うな太郎 at 11:20| Comment(1) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月07日

食品の無駄2



今回は、食品の無駄に関しての前回の続編といたします。

消費期限は、保存期間が短いもの(製造日から概ね5日以内)に表示し、賞味期限は、保存期間が比較的長いもの(製造日から概ね5日以上)に付けられます。

冷凍品に関しては当然のことながら賞味期限が記載されています。

そして冷凍品の原料(魚でいうと一匹まんまやフィレなど)の賞味期限は製造日から通常18か月から24か月

「えっ?そんなに長いの?」と思う人も少なくないでしょうが、それが現在の食品流通の常識であって、一般の人があまり知らないだけ。

業務用の冷凍庫は、家庭用のものとは大きく違っており、
通常マイナス30度前後

ここで保存すれば、包装状態が良ければ、2年半(30か月)ぐらいは何の問題もありません

ちなみに外気が当たるようなずさんな包装状態であった場合は、すぐに冷凍ヤケといって、中の脂が浮き出て変色し、身がボロボロになります。


つまり6日の賞味期限が1日超えたら「賞味期限切れ」なのは当然ですが、冷凍品のように2年間から1日超えただけでも「賞味期限切れ」になります。
一口に賞味期限切れと、これだけ大きな差があるのです。

2年間の賞味期限が1日やはたまた30日ぐらい超えても、品質に何の変化もないのが普通。
極端な話、1年ぐらい超過しても、加熱調理して食べるのであれば何も問題ありません。

しかし、一般消費者はそういった事実を知らないか、知っていても異常に敏感なせいで、賞味期限切れ=食べられない、といった世論になっています。

メディアも無知な場合が多く、
賞味期限切れの食品を販売してはいけないと勘違いしているがため、
批判一色の報道がなされる場合があります。

そうなってからでは企業としては取り返しがつきません。

そのせいで、現在冷凍食品の流通では、賞味期限切れを極度に怖がるが為、
期限切れが近いものは大暴落しています。

切れたら、即廃棄処分にしなくてはという脅迫観念。
廃棄処分にするのもお金がかかるので、期限切れ直前のものはタダ同然。

当然、在庫を持つ業者は大損!

消費者は、業者の損だから関係ないと思うなかれ。
会社の雇用や給料に影響するし、何より今後販売時にはそういったリスクを勘案して販売しなくてはならないので、価格に反映されます。


現在、日本人が食べている水産物のほぼ半分は輸入品。
そして輸入品のほとんどは冷凍品です。

国産のものでも、サンマやサバのように冷凍品が多いものもあるので、
日本人が食べている水産物の半分以上が冷凍品

だから、この事実も大量の食品が廃棄される温床になっています。


厚生労働省が先日、「加工食品の表示に関するQ&A」というものを発表しました。
厚生労働省Q&A(第2集:消費期限又は賞味期限について)

珍しくかなり踏み込んだ内容になっております。
Q29の消費期限と賞味期限の切れた商品の販売に関して、抜粋します。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

仮に表示された期限を過ぎたとしても、当該食品が衛生上の危害を及ぼすおそれのないものであればこれを販売することが食品衛生法により一律に禁止されているとはいえません。
しかしながら食品衛生を確保するためには、消費期限又は賞味期限のそれぞれの趣旨を踏まえた取扱いが必要です。

まず、消費期限については、この期限を過ぎた食品については飲食に供することを避けるべき性格のものであり、これを販売することは厳に慎むべきものです。

また、賞味期限については、期限を過ぎたからといって直ちに食品衛生上問題が生じるものではありませんが、期限内に販売することが望まれます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

つまり簡単にいうと、賞味期限切れの食品は、期限内に食べるのが望ましいが、衛生上の問題がなければ販売してもいいよということ。

そして何より注目してほしいのが、消費者側の心得にまで言及していること。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「賞味期限」が表示されている場合には、その年月日を過ぎた場合であっても、食品の品質が十分保持されていることがあります。すぐに捨てるのではなく、その見た目や臭い等により、五感で個別に食べられるかどうかを判断するとともに、調理法を工夫することなどにより、食品の無駄な廃棄を減らしていくことも重要です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これら厚生労働省の発表に「いい仕事ぶり」としてわかりやすく解説なさっている方がいます。
多くの本を執筆なさっている科学ライターの松永和紀さんのブログです。
松永和紀blog〜厚生労働省のいい仕事ぶり〜


厚生労働省はせっかくいい内容の発表をおこなったのだから、もっと広報活動をして、一般消費者に知らしめるようにするべきです。
そうでないと、このまま食品の無駄とその経済的損失がタレ流しされ続けることでしょう。
posted by うな太郎 at 11:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月30日

食品の無駄



僕は、「食品の無駄」は食品の安全と偽装などと同じぐらい重要な問題だと思う。

「フードバンク」では、余剰食品を食べ物として有効に活用し、生活弱者を支援するボランティアを行っている。
ホームページ⇒フードバンク関西

コンビニなどで大量に捨てられるお弁当や総菜類。
そのほとんどは、賞味、消費期限切れ。

「消費期限」切れは衛生上の問題があるので、やむを得ないにしても、
「賞味期限」切れは本来の味や食感が落ちる程度の期限なので、有効活用するべきもの

しかも、メーカーは絶対に品質問題を起こさないために、例えば90日日持ちすると判断しても、実際には60日ぐらいに設定するように大幅に余裕を持っているのが通例。

しかしそれでもコンビニ、スーパーは「フードバンク」に対して余剰食品を渡さず、廃棄するほうを選ぶ

なぜなら、万が一でも食中毒を起こすことを恐れているためだ。


横浜の「さなぎの食堂」では、コンビニから賞味期限3時間前(コンビでは安全面を考慮し、3時間前に店頭からはずす)に弁当などの食材を毎日もらってきている。
そしてそれを改めて調理してボリューム満点の300円の定食を出している。

「フードバンク」と「さなぎの食堂」の違いは、前者はいつ食べられるのかわからないのに対して、後者は、食される場所と時間がわかっていることと、万一食中毒が起こったときの責任の所在の部分。

しかし僕は「フードバンク」の場合でも有効活用するべきと考える。

もちろん問題が起こったときは食べた本人の責任だ。
その食品を提供する側は、賞味期限などの履歴は正確に伝える必要はあるだろう。

本来人間には食中毒の起こるものを食べない防御本能が働くもの。
臭いや味で判断できるものだ。

獲れた魚や野菜・果物に賞味期限があるかといったらない。

もともと企業が調理加工しないものには賞味期限などなく食べている。
それで何も問題はないのだ。

世界的に見れば豊かな日本でも明日の食べ物にも困っている人は大勢いる。
年収200万円以下の人は1000万人以上いるがこの人たちは、できうる限り食費を切りつめたいはずだ。

お金持ちと供給者の論理だけで、厳しい規格と賞味期限をクリアーした食品だけが並ぶのはおかしい。

規格外でいいから安いものが欲しい人にも選択の自由を与えるべきだ。

規格外品の多くは廃棄されるものなので、ただ同然のものも多い。

廃棄されれば、燃やすことにより大気がよごれるし、灰もどこかに捨てられる。
廃棄費用を惜しんだための違法投棄も後を絶たない。


現在は、
「安全のためにはコストをおしまない」
「安全が保障されたものじゃなきゃ食べられない」
といった意見が主流だが、
この考え方は、非常に無責任で不勉強な考え方だ。
なぜなら、とてつもない無駄とコスト高を生み、ひいては精神的荒廃を生む。

「もったいない精神」は、経済的に助かるだけでなく、心の問題にも良い影響を与える。さらに所得の再分配機能を持つことにつながる。



世界に広がっているという日本語「mottainai」
世界一もったいないことをしている我々としては恥ずかしい限りだ。

posted by うな太郎 at 15:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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