2008年01月27日

食品情報公開の必要性



現在、食品扱い業者と一般消費者の、食品への認識には大きなギャップがあります。


業者が危険ではない、味や品質にも問題ないと思っているものでも、消費者からすれば、敏感に拒否反応を示すものも少なくありません。

日本の消費者は世界一わがままです。

色、形にこだわり、天然・国産が大好きで、生・作りたてを要求し、それでいて安くなくてはダメ。
賞味期限は厳格で異物混入へのクレームもやくざと一般人の境もないほど。
それでいて、熱しやすく冷めやすいので、品切れなら文句を言うけれども、すぐに飽きて見向きもしなくなる。

海外から参入しようとしたスーパーがことごとく撤退を余儀なくされたのは、難しい消費者についていけなかったということです。


ただ、だからといって消費者の理解を得ないまま続けていってもいいかというとそうではない
と思います。

そもそもなぜ、食品に対する認識のギャップができたのでしょう。

考えられる理由は大きく分けて3つあると思います。

1)技術の進歩は突然起こるものではなく、少しずつ起るため、広く公になることなくなんとなく時が過ぎた

2)たくさん販売するために、消費者が受け入れやすいことしか発表しなかった

3)多くを公開しても、マスコミが取り上げなかったり、歪曲して報道してきた


僕は、ここまで食品への不信感が増幅し、かつ個人の権利が優先される時代になった以上、思い切って公開していかなくてはならないと思います。

ただ公開は一企業、一個人では限界があります。

なぜなら、すべてを公開した途端売れなくなるリスクを背負うからです。
売れなくなるどころか、受け取られ方によっては、大変な批難を浴びる恐れすらあります。

現在は産地偽装業者さえヤリドクを許している状態だから、消費者の嫌がる情報を隠しておいたほうが売れるのは当然のことです。

だから業界団体、経済団体或いは厚生労働省自らが、消費者を啓蒙していく必要があると思います。


今まではそれがなさすぎたのは、否めない事実です。


現在、以下のようなことを聞いて誰が買うでしょうか?

「1か月前から冷凍してあるアンを使用した和菓子です」
「冷凍して1年6か月間経ってから解凍した魚です」
「外国から冷凍輸入したものを解凍したお刺身です」
「農薬をたくさん使用した野菜です」
「抗生物質を複数使用して育てた魚です」
「添加物を10種類含んだ食品です」

買う人は、よほど知っている人か変わり者といっていいのではないでしょうか。
でもこのような食品は日常にごく普通にあるものなのです。

だから、
「今までもたくさん流通していて安全性も味も問題ないし、科学的にも大丈夫なのですよ」

という説明が必要です。


何かの不祥事をきっかけに明るみにでた事実は、えてして悪意に取られ、業界全体の問題に発展しかねません。


業界自らが、食品の現実を広めていく努力が必要だと思います。

そして、国も健全な業界、健全な食文化の啓蒙のために、問題が起こったときだけ言い訳するのではなく、懸念されている事柄に普段から国の見解を述べていくことが重要です。


posted by うな太郎 at 20:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月24日

賞味期限偽装の根の深さ



先日のNHK「クローズアップ現代」で、賞味期限偽装がとりあげられていました。

それによると、
過去2か月で東京都だけでも約100件の賞味期限偽装が明らかになったそうです。

まさに「どこでもやっている」という状態であることが裏付けられているのではないでしょうか。

そして興味深い例として、干し芋製品の偽装のことが出ていました。
その加工業者は検査の結果、賞味期限は加工日から90日まで大丈夫という結論が出ました。
しかし、より安全性を追求して商品には60日で打つこととしました。
ところが、大手スーパーから賞味期限を30日にするようにとの要請があり、断りきれなくてそれを受け入れました。

予断ですが、食品業界でスーパーは王様です。
圧倒的に量を売ってくれるので、だれもがひれ伏すような状態。
スーパーが謝恩セールとか、消費者のためなどと謳うときは納入業者が泣かされているといっていいでしょう。^^

話を元に戻すと、その加工業者は
30日で返品されてきた干し芋を再加工、再利用したというのがことのあらましです。

ここは有名企業ではなかったので、あまり報道で取り上げられなかったのですが、誰もが知っている企業であったら赤福や白い恋人のようになっていたことでしょう。

僕は保管状態がはっきりしているものに対しては、業者の裁量に任せるべきと思います。

もともと賞味期限自体が業者の判断で作られたものであり、それを一度表示したら、それ以降は必ず廃棄するということはあまりに硬直的です。

食品業者は言うまでもなく、食中毒を一度起こしたら廃業の危機を迎えます。
だからこそ、慎重に短めの期限を定めているのです。

その証拠に、これだけ賞味期限偽装が多発、日常化していても食中毒が起こったという事件はほとんど聞きません。


流通経路、保管状態がはっきりしていて、業者が検査をして、責任を持って販売するということであれば問題ないはずです。

安全性を確認する業者の判断を信用できないというのであれば、そもそも賞味期限自体信用できないはずです。

この硬直化した食品衛生法こそが、いらぬ混乱と莫大なムダを生み出しているように思います。


また、同番組のゲスト(解説者)は「食品表示アドバイザー」の垣田氏でした。
この方、よく書籍等で根拠のない危険を語っている方。

幸いここでは、危険を叫ぶことはなかったですが、番組の結論は残念ながら、お決まりのパターン。

「改めて業者のモラルが問われます」
「目先の利益にとらわれて偽装をすると結果的に損になるのだということを知って欲しい」
「正直にすべてを開示することが、消費者の信頼につながる」


耳障りの良い言葉ですが、これでは何の解決にもならない、いわば空論ではないでしょうか。

この言葉に対して
「改めて考えたら反省しました。以後はやめます」
という業者がいたらあってみたいのもです。^^


冷凍技術が発達し、通常の営業用冷凍庫はマイナス20度以下。
マグロなどを保管する超低温だとマイナス50度。

常温で3日でダメになるものでも、営業用冷凍庫に保管しておけば、
それよりはるかに日持ちすることは明らかです。
味も風味も変わりないことも普通です。

冷凍水産物は通常2年間大丈夫。
例えそれが過ぎても、味は落ちることはあっても衛生上は問題ないというのが扱い業者の常識です。

ところが、消費者はあまりに知らなさすぎます。

自宅の冷蔵庫での経験を、そのまま営業用冷凍庫にあてはめて考えているのではないでしょうか。

「1回冷凍したものはマズイ。食べたくない。」
「1年も保管したものは怖い」
「常温で3日なら冷凍でも3日じゃないと危険。」


効率化とムダを省くために、1回に大量に製造したものを冷凍にして保存し、後日解凍して使用するということはよくあることです。

番組の中で老舗の和菓子メーカーもやっていました。

だから「すべてを開示したら消費者の信頼を得られる」ではなく、
「本当のことを言うと売れなくなる」というのが実態です。

耳障りのいい言葉はたいてい間違っています。
明らかにウソをついたほうが儲かるから偽装を行うというところに食品偽装問題の根があります。

偽装までしなくても、本当のことが言えない業者、飲食店はたくさんあります。


賞味期限偽装の根は深く広い。


根絶するのは難しいことですが、解決の一番の近道は、消費者が食品の真実を知り、さまざまな偏見をなくすることだと思います。


posted by うな太郎 at 09:33| Comment(3) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月21日

法律や制度を疑うこと



騙されないための対処法として、
法律や制度が適切かどうかを疑うこと
が必要と思います。

言うまでもなく、法律は”人”のため、とりわけ”善良な人”のために作られているものであって、法律によって振り回されることがあってはなりません。

残念ながら日本では、まだ不適切な法律が多く、
世論の大きな高まりがないと、その不備がなかなか改善されません。
理由は政府・行政が国民の視点に立った法整備を行わないためです。

被害者をたくさん出してからでないと動かないという現状は、行政の怠慢といっていいでしょう。

法律に違反したことに対して、単に違反者を非難するだけではなく、法律に問題がないかもよく留意しないと、何の解決にもならない場合があります。

厳しすぎる法律と甘すぎる法律の両方を見ていきましょう。



厳しすぎる法律の代表は交通法規のスピード違反だと思います。

制限速度が厳しすぎるから、みんなが守らず、守っている方が遅すぎてかえって危険になる有様です。
日本は国際的に見ても制限速度が非常に厳しいのです。

だから日本は道路交通法違反者だらけ(捕まるのはほんの一部ですが・・・)の珍しい国ではないでしょうか。。

現実に即して制限速度を上げ、その替わり違反者にもっと厳しくするべきと思います。


食品業界では、添加物や抗生物質の承認の問題があります。

日本では企業から承認申請を受けないと治験すら行われず、永遠に認可されません。

しかし承認申請はお金と時間が膨大にかかるために、中小企業では通常できません。

塩の添加物(凝固防止)であるフェロシアン塩はすでに1940年代にWHO(世界保健機構)に認められており、それ以後世界中で使用されていたものですが日本では上記の事情から承認されていませんでした。

それが平成14年になって、輸入加工食品の多くに、当時認められていなかったフェロシアン塩が含まれていることが発覚しました。
法律にのっとれば、莫大な量の食品をすべて回収し、廃棄もしくは積み戻し(ほとんど廃棄になります)しなくてはなりませんでした。

さすがに社会的影響、特に行政の怠慢が露呈する影響に配慮したのでしょう。わずか1ヶ月という超異例の早さで、承認することとなりました。

もしこの時もっと対象食品が少なかったら、輸入業者は食品衛生法違反として、全面回収、廃棄処分にさせられて厳しい社会的制裁を受けていたことでしょう。

厚生労働省自らが世界の流れを見計らって、承認していく体制が必要です。



また、添加物や抗生物質に例えどんなにわずかでも発がん性物質が含まれていたら、使用禁止になります。
自然界にも我々が普段摂取している食品の多くにはそれとは比較にならないほど多くの発がん性物質が含まれています。
コーヒーには少なくとも19種類の発がん性物質が含まれているといわれています。

もはや発がん性物質があるかどうかを基準とすることに意味がありません。

微量の発がん性物質を取り締まるぐらいなら、それが大量に含まれるタバコやコーヒーを制限したり、カロリー摂取を取り締まったほうが理にかなっています。

さらに、
輸入食品の残留農薬基準値の異常な厳しさがあります。
これが輸入食品の無用な高騰やムダを招くと同時に、違反が頻繁に起こることにより不安を与える一因になっています。

違反が出るたびに、
「ただちに人体に悪影響はありません」とだけ発表するのではなく
その食品を毎日どれだけ食べたら何年で害がでる、といったことまで明らかにするべきです。


食品偽装の問題でいえば、賞味期限があります。

誤解している人が多いのですが、
賞味期限と消費期限は意味が違います。

賞味期限は、「この日まで品質が劣化しない」
ということを表し、
消費期限は、「この日まで食べられる」
ということを表し、どちらも製品の特徴や保管状況に合わせて製造業者が決めるものです。

ですから、基本的に賞味期限を過ぎた場合、本来の味や食感は失われているかもしれないが、食べられるレベルであることが多いのです。

しかし実際の品質劣化は販売者の保管状況はもちろんのこと、購入者の保管状況によっても大きく左右するため、問題が絶対に起こらないように、厳しめに設定していることが常です。
食中毒が起こったら、死活問題になるのは目に見えていますので。

そこで「保管状態が良いから賞味期限を打ちなおしても大丈夫」
という判断をして、賞味期限偽装を行ったというのが、白い恋人や赤福の事件です。

長年やっていながら、結果として全く被害報告はなかったものの、対象商品すべて回収、廃棄になり、会社は営業停止になりました。
崎陽軒では、内容表示の順番が違うだけで同じ処罰を受けました。

厳しすぎる法律のためにとてつもない廃棄、ムダが起こりました。

通常の行政指導のみの対応でいいものだと思います。



次に、甘すぎる法律。


これもたくさんありますね。

近年特に問題になっているのは、危険運転致死罪の適用やストーカー、ドメスティックバイオレンス、少年法など。
女子アナをトイレで盗撮した男が、住居侵入でしか罰せられないというのもありました^^
薬害エイズ、薬害肝炎の問題も、つきつめていうと法律の不備の問題でもあります。

食品業界ではなんといっても産地偽装。

見つかっても、それまで不正で儲けた分はそのまま。
そして「これからはやめなさい」という指導のみ。

被害の大きさはほとんどの場合、賞味期限偽装と比較にならないぐらい大きなものです。

だから、
不正で儲けた分は罰金はもちろん、重加算をして払わせるべきです。
さらに事案の軽重にもよりますが、厳しい営業停止措置を取るべきと思います。


法律は決して万能ではなく、時代によって付加、変更していかなくてはならないものです。


情報に接した時に、
単純に法律に違反したから悪、違反していないから善
と考えるのではなく、被害の程度を考え、法律が適正かどうかを見極めることが、氾濫する情報に流されない方法と思います。



posted by うな太郎 at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月18日

氾濫する情報への対処



日本取り巻くフードファシズムの一つである
「国産・天然・無農薬・無添加・有機栽培」信仰は、様々な情報を多くインプットしている人ほど陥っているものです。
俗世間的にいうと、「インテリほど食の安全に敏感」ということになります。

なぜそうなるかというと、存在する情報の大半が、それを推奨しているからです。
普段のニュースや新聞、或いは食に関するベストセラー本などに接すれば接するほど不安になってくるのは自然なことなのかもしれません。

しかし、実際には流れてくる情報は間違い、デタラメだらけ。

だから、私たちは常に情報を疑うべきなんです。


そもそもマスコミが流す情報というのを無防備に信用する人が多いのが問題です。
特にテレビや新聞に対して未だに大きな信頼を寄せている人が多いのではないでしょうか。

情報というものにも常に背景があり、流し手の意図が介在します。

そして常に商業主義があります。
営利団体ではないNHKですら、その行動は商業主義に傾いています。

だから、なるべくセンセーショナルに報道しようとするし、反撃のできない相手にはことさら辛くあたるようになります。

情報の裏を読むことが肝要です。


特に、不安をあおる情報には身構えましょう。

科学的根拠のないものは、すべてはずれているといっていいでしょう。

ノストラダムスの大予言
覚えてますか?
富士山爆発、Y2K問題、最近ではブラジル人預言者の東京大地震などもそうです。

「恐怖商法」は儲かります。
情報そのものに群がってくるわけですから。

ダイオキシン、農薬、抗生物質、食品添加物、遺伝子組み換え、狂牛病、人への鶏インフルエンザなどは一見科学的なようですが、ほとんど商業主義、「恐怖商法」の延長線上にあります。

継続的に行われる莫大な恐怖報道の結果、いったいどれだけの被害が起こったのでしょうか?
本当に被害があったら大騒ぎするはずですが、何もありませんよね。


また、情報において批判が行われている場合、
「では批判されていない方はどうなのか?」を考えるべきです。

マスコミは批判が大好きです。
少しでも倫理や法律に反していたら、手厳しく非難するのを旨とします。

確かに、批判というのは、マスコミの一つの役割でもあり、それこそが正義のためとして大きな存在意義である部分あります。

しかし現在のマスコミ報道は、社会への使命感でやっているのではなく、
批判そのものが目的化しているようです。

つまり
「なんでもかんでも、批判できる事はしてやれ!」
になっているとしか思えません。

だから、こじつけやアゲアシ取り、言葉ズラだけ捕まえて批判することが多いのです。

仮に、男というものを徹底的に批判した記事があったとします。
それを読むと、自然と
「女は逆なんだな。好意的に思っているんだな。」
と思うものです。

しかし、今のマスコミはこの事案で、女を全く検証していないということを平気で行っています。
まず批判ありきで、では批判されていないほうはどうかというと、
よく調べたらもっとヒドかった、などということが当たりまえ。

このような情報はただ害になるだけです。

解決策や代案なき批判は意味がありません。

でもそれを平気で行っているのです。


そしてなんといっても、
歴史や経験に学ぶことが重要です。
いくら科学が発達し、社会が変わろうとも、長年何度も繰り返される事柄がたくさんあります。

恐怖報道の後、それが現実化したことはどんなことがあるかを考えると、驚くほど少ないはずです。

はずれてもマスコミは誰も責任を取りません。
それもそのはずで、題名は思い切りセンセーショナルにあおる反面、
文章の語尾は「可能性がある」「かもしれない」になっています!
(なっていない情報は論外です・・・)

過去に起こった大惨事は誰も予想していなかったものではないでしょうか。
食品による健康被害もそうです。



ウソ情報に惑わされ、ムダな消費をする歴史だけは繰り返したくないものです。


マスコミ報道に限らず、情報は常に疑う習慣を持ちましょう。










posted by うな太郎 at 10:34| Comment(0) | TrackBack(1) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月15日

食品の安全性の判断2



前回は、いかに私たちが生きている中において食品よりはるかに危険なものがたくさんあるかということを数字で示しました。

特に食中毒で死亡に至ることは、宝くじの1等賞より確率の低いことでした。

ただ、なお疑問を持っている人もいると思います。

「死亡まで至らなくても、農薬や抗生物質によって知らないうちに健康被害を受けているのでは?」
「これらが蓄積されていずれ死期を早めるのでは?」
「発がん性物質の摂取によって、がんになった人もいるのでは?」


まず、農薬や抗生物質の人体への影響は蓄積も含めて、世界中の科学者が分析し、もう絶対に影響がないというレベルの数字を出しています。

「0.1%の確率で危険」とか「はっきりわからないけど、この程度が妥当だろう」ではありません。

念には念を入れて割り出した結果が基準値です。

時々、基準値を超える食品が出てきますが、これとてその頻度や数値からすると、将来にわたる影響を考えても問題のないレベルなのです。

「現代の科学でもわからないことがあるだろう」
と思う方、

確かにそのとおりです。
しかし、わからないから危険というのは成り立ちません。
危険と思う根拠自体が「そう言われてるから」という程度の希薄なものではないでしょうか。


経験的にいうと、農薬や抗生物質が使われだして60年以上経ちます。
昔は今よりはるかに毒性の強い薬が大量に使われていました。
そんな環境にいた今の高齢者に、何か蓄積された被害があるのでしょうか?
日本は世界的長寿国になり、多くが健康で長生きしています。


また、発がん性物質に関しては、
世の中のあらゆる食品に発がん性物質は存在します。

そして天然の食品から摂取する発がん性物質のほうが、残留農薬などからよりはるかに多いのです。

タバコやコーヒーはもちろん、アルコール、わらび、きのこ、果物や野菜の多くにも含まれています。

実は現在、発がん性の認められた合成物質は使用禁止になっています。
はっきりしなくても疑いだけでも禁止になります。

ところが、分析精度が向上するにつれて、次々と一般の食品(天然)から発がん性物質が見つかるにいたりました。
実は、天然成分の多くが「農薬」の働きをし、自らの身を守っているとされています。

つまり発がん性物質は天然物からたくさん摂取されているのに、
薬だけはその量に関わらず使用禁止という矛盾が生まれているのです。

この矛盾は単に、科学が遅れている時代に作られた法律をただ盲目的に
踏襲しているから起こっていることです。

どんな物質でも摂取する量やバランスによって益にも毒にもなります。

体に良いとされている物質も摂りすぎれば毒になるし、体に悪いとされている物質も微量であればよい働きをすることはたくさんあります。

発がん性物質など普段当たり前に摂取していることを知るべきだし、
注意を払うのであれば、ごくわずかに検出される薬ではなく、それよりはるかに影響の大きい
タバコやコーヒー、アルコールの量を考えるべきです。


どんな食品であっても100%安全などというものはありません。
だから、常に危険性の高さで判断するしかないのです。
悪い面だけを見れば、すべて毒になります。


科学的根拠のない「風評」がすっかりまん延、定着し、少し調べる程度では、あたかもそれこそが真実かのように思われがちです。

情報には意図的か非意図的かを問わず、ウソ、インチキがつきものなので、常に疑う必要があります。


最後に僕の主張をお伝えします。

*************************************
ある物質で、全面的に使用禁止にして欲しいものがあります。

その物質は日本だけでも、年になんと数百人もの人命を奪っています。
死因のほとんどはその吸入によるものですが、長期にわたって接すると皮膚をブヨブヨにします。
摂取しすぎると、発汗、多尿、嘔吐などを引き起こします。
これは酸性雨の主成分でもあり、地球温暖化を進めます。
ときにはおおやけどの原因にもなります。

こんな危険な物質が実は野放しになっているのです!

性質は無色、無味、無臭なので、たちが悪いことにどこにでも存在しているのに目立ちません。

青酸カリや硫酸なんかより、たくさんの人命を奪うこの危険な物質を使用禁止にするべきです!

その物質とは・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・


水です。

*************************************


もちろんジョークです。。(*^^)v
posted by うな太郎 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(1) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月12日

食品の安全性の判断



報道はウソ、偏向だらけ、産地や賞味期限も偽装だらけ。

そんな中、私たちは何を頼りに食品の安全を判断し、食べてゆけばいいのでしょうか。

食品は誰もが毎日摂取し、通常は1日2〜3回もお世話になるものなので、その安全性が気にかかるのは無理からぬことと思います。

厚生労働省が平成19年の食中毒発生事例を速報にて発表しました。
これはいわば食品被害が昨年どの程度起こったかを示すものです。

その結果をまとめます

事例;945件
患者数;20,698人
死亡者数;5人


*発生事例で最も多い原因物資はノロウイルスとカンピロバクター(細菌)でこの2つで全体の約8割を占める。
*発生場所の1番が飲食店

【死亡者原因】

1)動物性自然毒
ふぐ・・・・・・・・・・・1人
ウミスズメ(はこふぐ)・・1人

2)植物性自然毒
クラリオサの球根・・・・・1人
きのこ・・・・・・・・・・1人
未記載・・・・・・・・・・1人


この統計を見てまず感じるのは、死亡者が5人と少ないこと。
国民のほぼ全員が毎日摂取していることを考えれば確率的に限りなく0に近いともいえます。
過去10年での統計でも、死亡者は10人を上回ったのは平成14年の18人だけでした。

次に少ないながらもその死亡原因はすべてきのこやふぐなどの自然毒であったこと。

また、原因物質のほとんどがノロウイルスとカンピロバクターという細菌であることも顕著でした。
カンピロバクターとは、鶏、豚、牛などの腸管に存在し最近になって食中毒件数が増加している細菌です。
最も注意を要するのは、肉の生食や加熱不十分な食肉、特に鶏肉や鶏肉を使った食品です。


現在、日本での1年間の死亡者は約100万人。
原因の6割が成人病であるがん、心疾患、脳血管疾患です。
不慮の事故でいえば、交通事故死が約8千人、他殺によるものが約600人です。
自殺者はここ数年毎年3万人を超えています。


これらの統計から結論はいうまでもないのではないでしょうか。

我々の生活において特に気をつけなくてはならないのは、決して食品の安全性などではないということです。


生活習慣病は若年化し、今やだれもが気をつけなくてはなりません。
特に注意すべきはカロリーの摂りすぎと栄養の偏りです。
交通事故だって以前と比べ数は減っているものの、1日20人平均で死んでいることを考えるとまだまだ多いといえるでしょう。
また、今や誰から恨まれるようなことをしていなくても殺されるような事件が後を絶たない時代です。
自殺だっていつ自分の身に、経済苦や健康の悩みが降ってくるかわかりません。


食品に関しては、これらの問題と比較すると、非常にリスクは低いのですが、そのうえであえて食品に関して気をつけることは、以下のことです。

1)ウイルス、細菌に気をつける
加熱をしっかりすれば防げます。生食に関しては特に抵抗力の弱い方は間違いのないものか細心の注意を払う。


2)天然物に気をつける
ふぐはもちろん、きのこや貝類、青物魚での事例が多い。


3)飲食店で気をつける
飲食店で出されたからと安全と信じ込まない。


現在流通している食品における農薬、抗生物質、食品添加物、水銀、遺伝子組み換えにリスクなどありません。
注意を払う部分を間違え、肝心のことを忘れ健康を害したり、余計な出費とムダを起こすのはもうやめにしませんか?
posted by うな太郎 at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

謹賀新年!


謹賀新年!


DSCF1358.JPG


今年はあなたにとって、そして鰻にとって良い年になりますように!


うな太郎(ハワイ休暇中)

posted by うな太郎 at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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