2008年10月11日

食糧危機報道の現実3



現在、世界のすべての人々に行き渡るだけの食料が生産され、供給されています。

問題は、富の偏在により、食糧不足の国と飽食の国ができていること。

日本はもちろん、良い意味でも悪い意味でも世界有数の”金満国家”で飽食の国。
供給食料の1/3を廃棄している。

世界中のおいしくて高い食品を輸入して食べている。
しかも輸入関税が高く設定され、穀物は世界の相場の数倍のお金を払って買っている。

そんな日本が食糧不足になるというのはどういうことかというと、
それは
世界の約9割以上の人たちが食糧不足で飢えた状態
になるということ。

地球温暖化を食糧不足と結びつける人も多いが、温暖化すればシベリアやアラスカなど今まで耕地に不向きだったところでも農業ができるようになるプラス面を考えれば、
供給が著しく減ることはない。


世界的に人口は増えているが、遺伝子組換え作物をはじめとした農業技術は進歩しているし、まだまだ世界中に耕地になりえる土地はたくさんある。

穀物のエタノール化は、貧しい国に食糧不足を起こす原因ではあるが、この問題は日本は結果的に加害者のほうである。

なぜなら、日本は原油が高くなったことから、それまでの生活レベルを維持するために、本来食料となるべき穀物をエネルギーとして活用するようになった当事者。

結果的に”ぜいたく”な暮らしを維持するために、貧しい国から食料を奪って、貧困や飢餓を助長したことになる。



このような中で、
日本が食料自給率を上げなくては”飢餓国家”となるなどという主張は荒唐無稽
としか思えない。

日本が世界の中で、どれほど金持ちで豊かなのかがわかっていない。

「1999年の7月に空から大王が降りてきて、地球上の大多数の人が死ぬ」と恐怖を煽ったノストラダムスの大予言を彷彿させる。


次回は「日本の食料自給率」に関する新たな話。


posted by うな太郎 at 16:20| Comment(1) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
・世界の食料生産量は今後減ることはない
  (人口増加との関係はないとして)
・日本が経済大国であり続けるかぎり経済力で世界中の食糧を集めることができる。
(食糧マーケットの閉鎖はないとして)

よって、「日本が食料自給率を上げなくては”飢餓国家”となるなどという主張は荒唐無稽としか思えない。」
と、いうことですね。興味深いです。
Posted by sいちろう at 2008年10月13日 07:40
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