2007年07月17日

中国産うなぎほど安全な食品はない!2



今まで、中国産うなぎの99%は厳しい検査を通っていることを説明してきました。
それでは残りの1%、つまり検査で基準値以上の値が出たものに関してはどうでしょうか。

当該ロットに関しては、中国に積み戻すか、焼却処分にされます。
実際にはほとんどすべての場合、積み戻されますので、日本では流通しません。

だから、違反事例が出たからといっって怖がることはなく、むしろ水際で食い止められた結果と思うべきです。

それでもなお、検査をたまたますりぬけたものがあるのではないかという疑問があると思います。

そこで、違反事例で出ている基準値オーバーの値はどれぐらいかを調べれば、仮にすりぬけたものがあるとして、そのうなぎの危険性が推測できます。

そもそも基準値というのがどういうふうに決まるかというと、次のような3段階の行程を踏みます。

1)無毒性量の決定
動物実験により、すべての毒性試験で、定められる有害な作用を示さない上限値を求める。

2)一日許容摂取量(ADI)の設定
ADIとは無毒性量の100分の1以下。
ADIとは健康上のリスクを伴わずに、人が生涯にわたり毎日摂取することができる体重1KG当たりの量。

3)ADIを超えないように基準値を決定
色々な食品を食べることにより摂取されるであろうと考えられる量を試算し、それがADIを超えないように個々の食品の基準値を設定。


つまり簡単にいうと、
基準値は体に害を及ぼすと思われる量の100分の1以下
で、かつ複数の食品からの摂取があっても問題のない量です。

具体的にうなぎでいうと、
1日1KGの鰻の蒲焼きを30年間毎日食べ続けて、害が出る量
といわれています。

ありえないですよね!
鰻の蒲焼きのは一人前は通常100グラム程度。
それを1KG食べるというのは、1日とてできることではありません。
それを30年間毎日というのは絶対にあり得ることではありません!

実際にあり得る量の数百倍〜数千倍を想定しているといえましょう。

そして実際にうなぎの違反事例をみると、通常、基準値の2〜3倍。多くても10倍程度のものです。


つまり、基準値を超えてしまったのは、法律的な問題であって、危険などという問題ではないのです。
言い換えるなら、
うなぎで食品衛生法違反が起こっても、決して食品の安全を脅かすものではない
ということです。

さらに大量摂取したと仮定しても、起きうる害は、他の薬剤が効かなくなるといったものであることも付け加えておきます。
(その前に糖尿病や血液の病気の害のほうが甚大でしょうが)


むしろこういう値が出ること自体、危険とは逆の
安全である証明になっている
のがわかっていただけると思います。




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posted by うな太郎 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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