2008年01月15日

食品の安全性の判断2



前回は、いかに私たちが生きている中において食品よりはるかに危険なものがたくさんあるかということを数字で示しました。

特に食中毒で死亡に至ることは、宝くじの1等賞より確率の低いことでした。

ただ、なお疑問を持っている人もいると思います。

「死亡まで至らなくても、農薬や抗生物質によって知らないうちに健康被害を受けているのでは?」
「これらが蓄積されていずれ死期を早めるのでは?」
「発がん性物質の摂取によって、がんになった人もいるのでは?」


まず、農薬や抗生物質の人体への影響は蓄積も含めて、世界中の科学者が分析し、もう絶対に影響がないというレベルの数字を出しています。

「0.1%の確率で危険」とか「はっきりわからないけど、この程度が妥当だろう」ではありません。

念には念を入れて割り出した結果が基準値です。

時々、基準値を超える食品が出てきますが、これとてその頻度や数値からすると、将来にわたる影響を考えても問題のないレベルなのです。

「現代の科学でもわからないことがあるだろう」
と思う方、

確かにそのとおりです。
しかし、わからないから危険というのは成り立ちません。
危険と思う根拠自体が「そう言われてるから」という程度の希薄なものではないでしょうか。


経験的にいうと、農薬や抗生物質が使われだして60年以上経ちます。
昔は今よりはるかに毒性の強い薬が大量に使われていました。
そんな環境にいた今の高齢者に、何か蓄積された被害があるのでしょうか?
日本は世界的長寿国になり、多くが健康で長生きしています。


また、発がん性物質に関しては、
世の中のあらゆる食品に発がん性物質は存在します。

そして天然の食品から摂取する発がん性物質のほうが、残留農薬などからよりはるかに多いのです。

タバコやコーヒーはもちろん、アルコール、わらび、きのこ、果物や野菜の多くにも含まれています。

実は現在、発がん性の認められた合成物質は使用禁止になっています。
はっきりしなくても疑いだけでも禁止になります。

ところが、分析精度が向上するにつれて、次々と一般の食品(天然)から発がん性物質が見つかるにいたりました。
実は、天然成分の多くが「農薬」の働きをし、自らの身を守っているとされています。

つまり発がん性物質は天然物からたくさん摂取されているのに、
薬だけはその量に関わらず使用禁止という矛盾が生まれているのです。

この矛盾は単に、科学が遅れている時代に作られた法律をただ盲目的に
踏襲しているから起こっていることです。

どんな物質でも摂取する量やバランスによって益にも毒にもなります。

体に良いとされている物質も摂りすぎれば毒になるし、体に悪いとされている物質も微量であればよい働きをすることはたくさんあります。

発がん性物質など普段当たり前に摂取していることを知るべきだし、
注意を払うのであれば、ごくわずかに検出される薬ではなく、それよりはるかに影響の大きい
タバコやコーヒー、アルコールの量を考えるべきです。


どんな食品であっても100%安全などというものはありません。
だから、常に危険性の高さで判断するしかないのです。
悪い面だけを見れば、すべて毒になります。


科学的根拠のない「風評」がすっかりまん延、定着し、少し調べる程度では、あたかもそれこそが真実かのように思われがちです。

情報には意図的か非意図的かを問わず、ウソ、インチキがつきものなので、常に疑う必要があります。


最後に僕の主張をお伝えします。

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ある物質で、全面的に使用禁止にして欲しいものがあります。

その物質は日本だけでも、年になんと数百人もの人命を奪っています。
死因のほとんどはその吸入によるものですが、長期にわたって接すると皮膚をブヨブヨにします。
摂取しすぎると、発汗、多尿、嘔吐などを引き起こします。
これは酸性雨の主成分でもあり、地球温暖化を進めます。
ときにはおおやけどの原因にもなります。

こんな危険な物質が実は野放しになっているのです!

性質は無色、無味、無臭なので、たちが悪いことにどこにでも存在しているのに目立ちません。

青酸カリや硫酸なんかより、たくさんの人命を奪うこの危険な物質を使用禁止にするべきです!

その物質とは・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・


水です。

*************************************


もちろんジョークです。。(*^^)v
posted by うな太郎 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(1) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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