2008年03月20日

クエの偽装



相変わらず、次々と偽装表示問題が取りざたされています。

先日は大阪の大手市場「うおいち」が、2007年8月から12月にかけ、中国産のシロサバフグを「国産」「山口県産」と表示。
計約10トンを販売。

さらに同会社は、2005年4月から今年2月まで、養殖ブリの国内産地を事実と異なる「熊本県産」などと偽り販売。
数量は12万本(660トン)

そして今度は、大阪の水産会社「矢崎」が
「アブラボウズ」を「クエ」として販売していたことが発覚。
大阪府はJAS法違反に基づいて、お決まりの「指導」をしたと。
また、福岡市の料亭「てら岡」もクエ鍋セットとしてアブラボウズを販売していたことがわかりました。


僕が特に興味を持ったのが、クエの偽装。
なぜなら、このような偽装を僕は知らなかったからです。(笑)
大抵の偽装は知っていますが。

アブラボウズとは、ハタ科のギンダラ科の魚。
なんかいかにもおいしそうな種属ではあります。

しかし、僕も食べたことはありますが、刺身で食べると、脂はのってはいるものの、水っぽくてどっちかというと「マズイ」です。
この魚の別名「オシツケ」ともいわれていることから、「他人にオシツケたくなるような魚だから、そう呼ばれるんだな!」と勝手に思っていました。(真偽はわかりません)

そんな魚が、あの高級魚、クエとして売られていたのというのは仮にまれなこととしても意外でした。
クエは、脂がしっかりのっているにもかかわらず、決してクドくない上品な味で、かつ身が引き締まっている本当に美味な魚です。
関西以西ではよく知られ、特に和歌山のクエ鍋は名物になっています。

ただし、僕とてクエとして出されたものが、もしアブラボウズだったとして、見破れるかどうかは決して定かではありません。
多分激安店だったら、すぐに疑うけれども、高い店だったら、なかなかわからないかもしれません。
油断禁物!気をつけなくては!!!

また、たま〜に事件になるアブラソコムツは別種の魚で、この魚を食べると下痢をする危険性が高いため、販売を禁止されてます。
アブラボウズは大丈夫ですが、それでも食べ過ぎると、下痢の危険性があると言われています。

ちなみに、今回のクエ偽装。
農林水産省が気の利いたプレスリリースを出しています。
それをご紹介します。

アブラボウズ
;深海魚で、主な産地は相模湾、三陸沖およびミッドウェー海域(ハワイ沖)
市場関係者聞き取り価格・・・700ー1,500円/KG

クエ
;スズキ目ハタ科の魚で、主に和歌山、九州地方沿岸で漁獲される。
関東では「モロコ」九州では「アラ」と呼ばれています。
市場関係者聞き取り価格・・・3,000ー10,000円/KG

さらに、ここでは間違えないよう、騙されないよう、写真まで載せてくれています。
ぜひ確認しておきましょう。↓↓↓

アブラボウズとクエの違い


posted by うな太郎 at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 食品の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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